
Aさんの場合
高齢者のAさんは、ご主人が亡くなられてひとり暮らしとなりました。子供もなく、それまでは何でもご主人に頼って生活してきたAさんは たちまち困ってしまいました。
県外に住んでいる甥とご近所の方が通帳や郵便物の管理をしていてくれましたが、いつまでもできない ということで社会福祉協議会に相談がありました。
社会福祉協議会の専門員がAさん宅を訪問し、日常生活自立支援事業のサービス利用の意思を確かめ、契約することになりました。
月に2回生活支援員がAさんのご自宅を訪問し、預かっている通帳から必要な生活費をお渡ししています。今では生活支援員の訪問を楽しみに待っており、相談できる人がいるという安心感から安定した日常生活を送っています。また、Aさんから今後はホームヘルプサービス等の福祉サービスも利用していきたいとの希望を伺い、利用に向けての支援をすすめています。
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